デフォルメされた人物イラスト(マンガ・アニメ的では無い)は、全てのグラフィックの中で一番利用される頻度が高いイラストレーションです。
人物をアクティブかつバランス良く整ったデフォルメすることは、リアルに描くことよりも、スキルが必要になります。正直なところ、数多く描くこと以外で、そのスキルは身に付きません。ですが、押さえておくポイントを知ることは、その近道になります。ここでは、デフォルメするとき考えるべきことを学んでいきましょう。![]() |
<デフォルメした人物を描く時に、考えるべきポイント>
1. 人物の性別・年齢・ライフスタイル・性格を明確にする
2. できる限りシンプルなシルエットと線で表現する。
- リアルなプロポーションから遠ざかる。(7頭身→5頭身・3頭身など)
- 極端に言えば、直線と円(楕円)だけで描けるくらいに、出来るだけ形を単純化させる
- 色数はできるだけ少なく、ベタ面+アルファの表現で

3. オーバーアクション気味に動きを付ける(単純なシルエットにならない様に)
- 棒立ちにならない
- 正面からの視点は避ける(シンメトリーにならない)
- 小道具や持ち物を加えて、シルエットに演出を加える
4. 各パーツの表現方法を考える
- 主線(アウトライン)は、在りか無しか
- 顔のパーツをどう描くか
- 手の指をどう表現するか
- 服のシワをどう表現するか
- 髪の毛の描き方はどうするか

<描画時の技術的なポイント>
デフォルメの技術は、幾何学的なものだと捉えてください。
手っ取り早く技術を習得するのは、既成の作品を「真似をする」ことが一番です。
その作品の何が味なのか、特徴を捉えて分析することが必要なのです。
自分が今描けるスタイルを忘れて、描いて見たいスタイルを追ってみましょう。
マンガやアニメ的表現は、グラフィックや広告的表現とは異なるので、ここではその表現から離れましょう。
自分が今描けるスタイルを忘れて、描いて見たいスタイルを追ってみましょう。
マンガやアニメ的表現は、グラフィックや広告的表現とは異なるので、ここではその表現から離れましょう。
- 平面的に描く
- 口・鼻は、線で表現する
- 隣り合う色が同じ明度にならないように
- 目の表現を工夫する(白目を加えるか否か)
- 髪の毛はシンプルに
- 複雑な形・線にならないように
- 鋭角でシャープな角度を作らない
- 服の模様などは、パターン的で良い
- 手を入れる場合は、基本は5本指で(公共媒体で使用する場合は特に注意!)

参考!人物キャラクターイラストサンプル
デフォルメした人物イラストレーションのサンプル(すべて講師が仕事で描いた作品です)https://drive.google.com/drive/folders/1rkAeKkRj01_NN5RusTJ7drUKssHJQTwX?usp=sharing
<本日の実習>
自分のポートレイト(上半身/バストアップ)を、デフォルメしたイラストレーションで描く。
TeamsやZoom、またSNSなど、WEB上でプロフィールアイコンとしての利用を目的とします。
<制作プロセス>
- 資料として、セルフポートレートをスマホなどで撮影(バストアップ)します。
- 写真を参考に、鉛筆などでモノクロスケッチ(タブレットもOK)を描きます。
*スケッチでは、違うスタイルを3点描いてください。
*本日の授業中に、スケッチのチェックを受けてください。
◉提出先:課題提出ストレージ*何らかの理由で、ストレージにUPできない人は、メールで送ってください。
*提出されたラフスケッチに、教師が本日中にアドバイスを書き入れますので、
j-end@nzu.ac.jp
再度後ほどチェックしてください。 - スケッチをスマホなどで撮影・スキャンしてデジタル化します。
- スケッチを下絵として、illustrator、Photoshopなどのグラフィックツールで描画
*デジタル描画環境が無い人は、アナログ画材(色鉛筆・マーカー・ガッシュ他)
でも構いません。
でも構いません。
<制作条件>
◉大きさ:A5サイズ内に適度な大きさで描画(150dpi程度)
◉4Cカラー/RGBモード
◉4Cカラー/RGBモード
<完成課題の提出>
◉提出先:課題提出ストレージ
*何らかの理由で、ストレージにUPできない人は、メールで送ってください。
j-end@nzu.ac.jp
◉提出形式:JPEGデータ
(アナログ制作の人は、スマホなどで撮影し、データ化してください)
◉提出期限:5月22日(金)23:59





